自分が楽しみにている大会は下関海響マラソンと向津具ダブルマラソンです。どちらもエイドが充実していて、ご近所さんの応援も暖かくて元気が出ます。
しかし、この向津具ダブルマラソンは梅雨入り頃に開催されるため、毎回天気が心配です。天気予報によると6月12日の山口県は「快晴」、最高気温は28℃。貴重な梅雨の晴れ間ではないですか!
ということで、真夏用のランニングウェアとスポーツドリンクを準備していざ本番へ。
しかし、はじまってみるとまさかの「雨」、しかも風もあって、寒い!快晴を予想して薄着だし、レインウェアも用意していません。スタート前後には結構降っていて、このままでゴールできるのか?と心配になりました。

ちなみに涼しい方が走りやすそうな気がしますが、寒すぎると体温維持にエネルギーが使われるため、思ったように体が動かなくなります。

スタート後は雨も止み、曇り空が続きました。少し寒いくらいですが、調子良く走れました。

この時間になると雲が途切れてきました。

昼食休憩場所の千畳敷は風が強く、寒くてたまりませんでした。暖かいものが欲しくてカレーを2杯も食べてしまいました。ただ、その後の長く続く下り坂でお腹のカレーが重くてかなり苦しい状態になりました。
で、まともに走れたのはここまで…
50km付近でトイレに行ったのをきっかけに急に足が上がらなくなり、まともに走れなくなりました。体力は残っているのですが、股関節と膝が限界、あと靴擦れができたみたいで、靴の中が心配です。なんとか残った体力でゆっくりですが走り続けました。
気合と根性で乗り切ろう!と言っても残り30km以上を気合と根性だけで走れるものか?
70km付近、再び足が上がるようになり、少しだけですがペースが上がりました。




最後は70km付近からずっと一緒に走っていた神戸の方と一緒にゴールしました。69歳でまだまだ元気に走っておられるので自分も負けてられないなと感じました。
(しまった、ゴールの写真撮るの忘れた)

結果は11時間21分34秒、11時間以内を目標にしていたのですが、残念ながら達成することはできませんでした。
達成できなかった原因を自分なりに考察してみました。
●思ったより気温が低かったが、寒さ対策を何もしていなかったので、無駄に体力を消費してしまった。
●昼食休憩でカレーを食べ過ぎてしまった(とにかく寒かったので、暖かいものが欲しかった)。
●ロング走の練習不足
次回はこれらを反省して11時間以内を目指したいと思います。
ちなみにゲストランナーとして走ってくれた「川内優輝」選手は5時間28分でゴールしたそうです。優勝争いどころか足元にも及びませんでした。実は下半身はサイボーグなのではないかと思いました。
最後に
3年ぶりの開催でしたが、前回同様、エイドも充実していて、沿道の応援も暖かくてとても楽しく走れました。感謝でいっぱいです。来年も無事に開催されることを願っています。